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コーヒーは急性腎障害のリスク低下につながる?
コーヒーは急性腎障害リスク低下につながる?
1日に少なくとも1杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べて、急性腎障害のリスクが低いかもしれない、という米国のジョンズホプキンス大学からの研究報告。
研究チームは、1987年に開始された「コミュニティにおけるアテローム性動脈硬化症リスク」研究から14,207人の参加者(平均年齢54歳)のデータを解析した。追跡期間中に1,694件の急性腎障害が記録された。
種々の因子を調整した結果、毎日コーヒーを摂取する参加者は、コーヒーを摂取しない参加者に比べて、急性腎障害を発症するリスクが15%低いことが明らかになった。1日2-3杯コーヒーを摂取する人が最もリスクが低く、摂取しない人に比べて、22-23%低かったという。
「定期的にコーヒーを飲むことは、2型糖尿病、心血管疾患、肝臓病などの慢性および変性疾患の予防に関連していることがすでにわかっています」と主任研究者のキラグ・パリク教授は語っている。「カフェインの健康上のメリットのリストに、急性腎障害のリスクの低下を追加できました。」
出典『腎臓国際レポート』