はじめての隠岐
隠岐は島根県の沖合40~80キロ程の日本海に浮かぶ島
島後(どうご)と呼ばれる丸い大きな島と
島前(どうぜん)と呼ばれる3つの島からなる
隠岐全体が世界ジオパークの認定を受けており
火山活動の痕跡や美しい海の景色が楽しめる
隠岐空港は島後の南端にあります
鎌倉時代には
後鳥羽上皇や後醍醐天皇が
流された島でもあります。
島後めぐり開始
まずはこちらの玉若酢命神社へ
空港の北にある
西郷港の近くにある神社
景行天皇が
皇子の大酢別命を隠岐に遣わし
その子が玉若酢命と言われ
隠岐国総社
玉若酢命の末裔とされる
億岐氏(おきし)が
社家として宮司を代々務めているようです
玉若酢命神社の坂道の参道をのぼり
神門をくぐった右側に
県下一の杉の大木が…立派!!
大山神社には神殿は無く
鳥居をくぐると
御神体である樹齢800年と言われる
杉の巨木がそびえたつ
隠岐の島の三大御神木
樹高38m、根元の周囲約20m
樹齢は 2,000年を超え
昭和4年(1929)国の天然記念物に指定
幹に触れ肌で感じることができる貴重体験
境内の八百杉(国天然記念物)
若狭から来た八百比丘尼
(人魚を食べて長寿になったと伝わる比丘尼)
がお参りした際に植えて
800年後に再訪することを約束した、
と伝わることから命名される
樹齢1000~2000年以上と推定
とにかく迫力ある巨木
拝殿からお参りします。
「仏面竹」(ぶつめんちく)という
節がねじれた珍しい形の竹が自生
節と節のあいだの大きな亀甲のような部分を
仏面に見立てているとのこと。
佛面竹は亀甲竹とも言われ
水戸黄門が使ってた杖も
亀甲竹だそうです
横から本殿を遥拝。
1793年に建てられ、
正面の向拝の屋根が
身舎(もや:母屋)の屋根と
連続していない隠岐造
と呼ばれる建築様式という
写真手前の庇屋根が向拝の屋根です。
つづく・・・